とある美容室での話 ~経営と大成功の罠~
転職活動中の私は、今朝、散髪へと向かった。
自宅から徒歩2分くらいにあり、980円でカットしてくれる美容室。
入り口の窓ガラスをお兄さんが拭いていて入りにくいなぁなんて思いながら入店。
名前とコースを記入して即着席。担当はさっきのお兄さんだ。
正直、さっき邪魔だと思ったこともあって、まじか。。。と残念な気持ちになった。
だがしかし、話をするにつれてその考え方が一変する。
なんと、お兄さん(40歳)は、一度、経営者経験のある方だったのだ!
話の内容的には、すでに多くの本に記載されているような内容が多かった。
その中でも参考になったのは、
「たまたま一発当てることよりも、継続して利益を出すことのほうが大事。」
ということ。
確かに一発屋になってしまうと、そのあと苦しむことはよくある話なのかもしれない。
「大成功には罠がある」
と言っていた。
罠とは何なのかは、ビジネスによっても違うと思ったので言及しなかったが、もし、仮に大成功することがあれば気を付けたい。
もう一つは、
「日本には優れたビジネスモデルが多い。それを海外に持って行ったほうが成功できるんじゃないか。」
という話。
現に、知っている投資家さん達は、海外のビジネスに投資をして儲かっている人が多い。
何に関してもグローバルな視点が必要であることを再認識することとなった。
最後にお兄さんは、
「その歳でそんだけ経験して、勉強もしてたら、きっとビックになれるよ!
俺なんかその歳の頃には女のことしか考えてなかったよ(笑)」
と励ましてくれた。ありがたいもんです。
カット時間はわずか20分。
980円以上の価値がありましたとさ。